クラバッツ・オブ・ロンドン:ブランド

Cravats of London

Cravats of London 英国の一流ブランドに商品を提供する実力派ネクタイ・ファクトリーブランド「クラバッツオブロンドン」。
この工場のネクタイ製造の現場を順を追ってご紹介します。
その工場はロンドンから列車で西の方に2時間ほど進んだランボーンという小さな街にあります。

取材日:2004年1月12日 掲載日:2004年4月4日
クラバッツ・オブ・ロンドン
ベルト   ペンケース
1 壁一面に1000種類はあろうかという種類の生地が保管されています。当然ながら生地の在庫はコンピュータで管理。
 
2 生地をネクタイ1本分用に1枚1枚カット。
コインケース   ブライドルレザー
3 カットされた生地がオーダー毎に積み上げられています。
 
4 四角にカットした1枚分の生地からネクタイの形にカットします。巨大なテーブルの上で(2)の向かい側で作業をしています。ここまでは生地のストック兼カット作業の部屋で行われます。
ダレスバッグ   ダレスバッグのパーツ
5 カットされた生地はまとめられ、隣の縫製を行う部屋に移動。
 
6 3枚のパーツからなるネクタイ生地をミシンで縫います。
ネクタイ   ネクタイ
7 縫い合わせた部分をアイロンがけして平らにします。
 
8 マルチヘッド・オクトパス・ティッピングマシンです。すごい名前のこの機械で、剣先の縫い代を折ります。
Whitehose Cox 社長   ネクタイ
9 (8)までの工程のチェック。補正が必要な部分があれば補正します。
 
10 剣先に裏地を縫いつけます。
ネクタイ   Whitehose Cox 社長
11 ネイビーの部分が裏地です。通常は、このように裏地は全体についているわけではなく、剣先の部分だけについています。
 
12 裏地をつけた剣先をティッピングプレスマシンでプレスするところ。大剣と小剣を型にかぶせます。
ネクタイ   ネクタイ
13 大剣と小剣がティッピングプレスマシンにプレスされています。プレス時間は数秒です。
 
14 機械で芯とネクタイ生地を縫い合わせます。
Whitehose Cox 社長   ネクタイ
15 かんぬき止め。大剣と小剣の後ろ側で、太く縫われているところです。ここまでは実はネクタイは裏返しなのです。次の工程で裏表をひっくり返します。
 
16 中央に突き出ている棒をご覧ください。
ネクタイ   Whitehose Cox 社長
17 小剣から棒に突き刺し、小剣を大剣の内側に入れるような感じで表を外側に出します。そうしてようやく、ネクタイの形になります。
 
18 1本1本後ろ側からアイロンをかけます。
ネクタイ   ネクタイ
19 ブランドタグをつけて完成です。
 
20 1本1本目視で検品します。せっかく完成してもほつれなどがあればNGです。
ネクタイ    
21 検品を通過した出荷待ちの商品たち。
 
 

少々わかりづらい部分もあったかと思いますが、ネクタイ製造の工程はこれほどに複雑で多くの工程からなっています。
その工程を一つ一つ、各職人が自分の目で確かめながらクラバッツオブロンドンのネクタイはできています。
英国でも多くのネクタイメーカーがイタリアやその他のヨーロッパ諸国のメーカーとの価格競争に流れていく中、クラバッツオブロンドンは今後も、片手の指で数えられるほどになった英国の高級ネクタイファクトリーでありつづけるでしょう。

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